医療業務の電子化で病院も患者も便利に

医療業務の電子化で病院も患者も便利に

Profile

    篠原さん

  • (株)ワイ・シー・シー
     ヘルスケアシステム部
  • 経済学部卒
  • 2012年入社

入社してからずっとヘルスケアシステム部に在籍し、医療機関への医療情報システムの導入に携わっています。これまで、山梨県内だけでなく、東京や北海道、新潟、青森、長野など全国各地の病院で導入支援を行ってきました。

医療現場を便利にする医療情報システムの導入を進める

電子カルテ、医事会計などの導入に取り組むヘルスケアシステム部には、約30名が在籍しています。ヘルスケアシステム部では、全国の中堅病院から大規模病院、健診センターなどの医療機関に、電子カルテや医事会計の医療情報システムを導入し、運用をサポートています。
私が携わるのは、400〜500床を抱え一日に1000〜2000人の患者さんが来院する、大学病院などの大きな病院が中心です。山梨県内に限らず、これまで東京、北海道、新潟、青森などの病院で導入支援に携わりました。
私は、導入を担当するセクションなので、システムの稼働までをサポート。その後は、定期的にメンテナンスを行う保守セクションに担当を引き継ぎます。

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医療情報システムを導入して、カルテを電子化すると、過去の情報を簡単に照合できるようになります。紙のカルテの場合、情報が増えてくるとどこに何を書いたかが分からなくなって、診療記録や手術の履歴を探すのも大変です。しかし、電子化されていれば過去に遡って検索ができ、これまでの情報を簡単に引き出すことができます。部門間で情報を共有できれば医療の質も高くなります。病院業務の効率化を図ることで、診療のスピードが上がり、患者にとっては待ち時間が短くなるだけでなく、より良い医療が受けられるようになる。カルテの電子化は病院側、患者側双方にとってメリットが大きいのです。

お客様と直接関わり、感謝される仕事

実際に電子化するには、電子カルテチームと会計システムを扱う医事チームに別れてワーキンググループを作り、病院のスタッフと打ち合わせをしながら開発を進めます。電子化するにあたって大変なのは、病院それぞれの業務フローがあるので、マスター項目を病院ごとに作らなければいけないところ。私たちが手を動かすだけでなく、病院のスタッフの方にも協力していただいて、手作業で行っている業務内容を棚卸しし、「検査」「手術」などの部門ごとに項目を検討していただく必要があります。通常業務に加えて、かなり細かく根気の要るこの作業もやってもらわなければいけないことは大変ですね。

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また、導入すれば終わりではなく、システムが実際に稼働してからも病院の先生や看護師さんからのご要望で追加や調整が必要になります。1〜2週間ほどはこういったご要望への対応に追われますね。システムの調整が必要なのは導入時だけではありません。私は現在、導入支援を担当していますが、運用保守を担当していたこともあり、そのときにシステムの修正は頻繁にあるものだと実感しました。常に追加が必要な項目は出てきますし、見直しも必要です。ご要望に沿って修正を重ねていくことで、より実態に合った使いやすいシステムになっていきます。

こうしてお客様と近い距離感で最後まで導入支援できることに、私はやりがいを感じています。マンスリーアパートを借りるくらいの長期出張で業務にあたることもあるのですが、システム導入を終えて引き上げる際に、お客様から「ありがとう」と感謝の言葉を頂くと、大変だったことを全て忘れるくらい嬉しいです。こんな時、いい仕事に就いたと心底思います。

「ものづくりに携わりたい」という思いからSEへ

就職活動では面接官に「営業職のほうが向いているのではないか」とよく言われましたが、ただ商品を販売するだけでなく、自分でものづくりをしてお客様に提供してみたいと考え、SEの仕事に就きました。

大学で地元の山梨を離れましたが、Uターン就職したことで、地元の友達との関係も続けられましたし、両親も内心喜んでいたようです。部署内の人間関係がいいので、仕事だけではなく、プライベートでも関わることが多いです。コロナ前は部署の若いメンバーで集まって屋形船で食事を楽しんだこともありました。この会社は本当に人がいいと思います。

子どもがこんなに可愛いとは

プライベートでは、2021年の5月に子どもが生まれ、2週間の育児休暇を取得しました。子どもはかわいくて仕方がないです。来年の1月にシステム稼働を迎える病院があり、近々長期出張することになるのですが、子どもと離れることを考えると本当にさみしいです。顔を忘れられてしまうのではないか、ということが今の最大の心配かもしれません。(笑)

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私は楽しく仕事をしています。子どもにも、興味のあることにどんどん挑戦して、楽しいと思える仕事を見つけてほしいですね。